はじめまして、革財布・革小物・革鞄の「TSUKIKUSA」です。
HP立ち上げと共に、普段の製作のことや、つくっている上での想い、また、どういったことに関心を持っているかなど、製品として出来上がったものの背景やストーリーを少しでもお伝えできたらと思いブログもはじめてみました。
ということで、今回は初回なので、TSUKIKUSAのはじまりについて書きたいと思います。
私は大学卒業後、御神輿や和太鼓を製造販売する会社で3年ほど営業職をして、その後今の革製品の世界に入りました。
某ブランドにて5年半、製作の仕事をして、2015年6月独立。今ではじめて1年半ほどです。
なので、革製品をつくるという仕事をはじめてからだと約7年経ちました。
大学も法学部ですし、元々「ものをつくる仕事」を志していたわけではないのですが、営業の仕事をしている時に、「売っているもののことを全然知らないなぁ…」ということを思ったのが、「作り」や「仕組み」に興味を持ったきっかけでした。
こういう仕事をしている方は、「芸術家肌で、子どもの頃から絵を書くのが好きだった」というような方が多いですが、特にそういうこともなく、工作や美術も、苦手ではなかったですが、特別得意だったわけでもありません。
それもあってか、今でも作ったものを「作品」と言われたり、「作家さん」と言われることに結構違和感があります。(別に嫌なわけではなく、ただただ違和感です)
あくまで「使うもの」「道具」を作っているという意識なので、そうなのかもしれません。
その意識は、製品にも反映されているのではないかと思います。
斬新なものより、決まったものをより綺麗に作りたいという意識が強いです。
はじまりの話からちょっとそれてしまいましたが、そんなこんなでまだはじめて1年半の若いブランドですが、少しづつ製品も充実させていきますので、良かったら時々のぞいてみてください。
TSUKIKUSA 豊田観自